１ 基本的な考え

緊急地震速報やＪアラートによる警報が発令された場合は、対処に時間的余裕のない危機的な事態が発生していることから、各自で判断し直ちに安全確保のための行動をとる必要があります。
このため、学校から家庭への周知の有無にかかわらず、次の２の対応をとってください。

２ 緊急地震速報やＪアラートによる警報が発令された場合の対応

（１）登校前

ア 安全が確認できるまで、原則として自宅待機してください
イ 居住地域で避難指示が出た場合は、その指示に従ってください
ウ 学校の対応の家庭への連絡

状況確認後、次の（ア）（イ）により連絡します。連絡の内容を確認してください。
（ア）一斉メールに登録されている場合：一斉メールにより連絡
（イ）一斉メールに登録されていない場合：事前に担任と確認した方法により連絡
エ 安全が確認できた後は授業を行うこととしますが、交通機関の運行状況を確認し、登校が困難な状況の場合は、ご家庭の判断により自宅待機とし、学校（担任）にその旨連絡してください

（２）登下校中・校外活動中（見学旅行における自主研修など）

ア 安全が確認できるまで、
（ア）緊急地震速報の場合、姿勢を低く、頭を守り、動かないようにして待機してください
（イ）Ｊアラートの場合、直ちに近くの建物（コンクリート造り等の頑丈な建物）の中、又は地下（地下鉄の駅の構内や地下街などの地下施設）に避難してください
イ 避難した場所での指示等があれば、その指示に従ってください
ウ 交通機関を利用している場合は乗務員等の指示に従ってください
エ 学校内での安全確認ができ次第、次の方法により安否確認を行います
（ア）一斉メールに登録されている場合：一斉メールにより連絡
（イ）一斉メールに登録されていない場合：事前に担任と確認した方法により連絡
オ 家族間の安否確認の方法をご家庭において事前に確認してください

（３）登校後

ア 校舎内にいる場合は、姿勢を低く、頭を守り、動かないようにして待機してください
イ 校舎外にいる場合は、
（ア）緊急地震速報の場合、姿勢を低く、頭を守り、動かないようにして待機してください
（イ）Ｊアラートの場合、直ちに近くの建物（コンクリート造り等の頑丈な建物）に避難し、安全を確保して待機してください
ウ 安全が確認でき次第
（ア）震度４以上の地震の場合
（イ）震度４未満の地震の場合でも、社会生活の維持に困難を来すような事象（停電や交通機関の運休など）の可能性、あるいは校舎の損壊や設備の故障などの発生又はその可能性がある場合
（ウ）Ｊアラートの場合
次の方法により、下校の連絡を行います。連絡の内容を確認してください。
a 一斉メールに登録されている場合：一斉メールにより連絡
b 一斉メールに登録されていない場合：事前に担任と確認した方法により連絡
エ 帰宅困難となることが予想されることから、生徒の保護者への引き渡し方法について事前に担任と確認してください
オ 下校の安全が確保できない場合（停電や交通機関の運休など）、校内待機とします